グレンマレイ クラッシック シェリーカスクフィニッシュ
商品コード: fs-6482
1830年、地ビールを製造していたエルギン・ウェスト醸造所が、ウイスキー蒸溜所に生まれ変わりました。もともとエルジンの境界外に位置し、傍らの流れの速いロッシー川から水と動力を得てビール工場としてスタートしましたが、水辺に近いが為に定期的に洪水に見舞われていました。1897年に蒸留所の名前をグレンマレイ蒸留所に変更。
そして、9月13日に最初のスピリッツが蒸留器から生まれたそうです。
地元の大麦のみを使用したこの新しいスピリッツは、マルサラワイン樽やシェリー樽など、当時としては異例のほど多様な樽に充填されました。
このグレンマレイが作られてから120年以上が経ちました。
しかし、多くの蒸留所と同様、20世紀初頭の不況で1910年閉鎖してしまいます。
第一次世界大戦中の短い沈黙期間を経て、再びウイスキーづくりを始めた蒸留所は、1920年有名なワインとスピリッツの商人であるマクドナルド&ミューア社(グレンモーレンジィのオーナー)に買い取られました。
現在はグレン・ターナー社(ラ・マルティニケーズ社)がオーナーです。
ファーストフィルの割合が高い元バーボン樽で平均7年間熟成され、飲みやすくなっています。
また、クラシック・コレクションの発売以降、さまざまな樽で熟成させるというカスクフィニッシュがシリーズ化しています。
コレクションには、スコッチウイスキー初のカベルネカスクフィニッシュや、ポートカスクフィニッシュ、シェリーカスクフィニッシュ、シャルドネカスクフィニッシュなどがあります。
ノンエイジの「クラシック」以外では、12年をはじめ、リッチな15年、オーキーな18年なども人気がありますし、最近では革新的な10年物のファイアードオークや25年が発売されました。
軽くて滑らかでフルーティーなクラシックは、シングルモルトスコッチウイスキーの入門書的ウイスキーだとよく言われています。
容量:700ml
生産地:スコットランド/スペイサイド